#021 除夜のテキスト祭出品全テキストレビュー 28日後半
(除夜のテキスト祭のログをあわせて読んでいただれば幸いです)
げっさんの溜まり場・・・・14点
読みやすくそれなりにしっかりネタを考えられているのですが、それぞれ面白いかどうかと聞かれるとどうしても首を傾げてしまうかなといった印象。突っ込みはわざと冷静にしたのかどうかは分かりませんがもっと勢いよく突っ込んだほうが面白かったかもしれません。それとオチもちょっと分かりにくいのでもう少し工夫する必要があったのかも。それでもまぁそれなりに読めるテキストではあったので評価はこのぐらいで。
変態ですが、何か? Max Heart・・・・15点
オチはうまい。自分のサイト名をはっきり意識して書いたテキストはこれが始めてではないでしょうか。テンションも高めで書いているし、文章にも自分なりのひねりが入ってて読んでいて楽しかったです。ただテキスト全体を見ると特に面白かったといえる箇所がなく、ちょっとクスッとできる文の集合といった感じで厳しく言うとまとまりがないものであったのでもう少しそこらへんの推敲は必要だったのではないかと思います。
クヌギ・・・・14点
文体はサイトと変わらず独特でそれだけで評価できる。ただ内容があまりに一般的だしオチも落ちてるんだか落ちてないんだかよく分からない終わりだったのでそこがちょっと残念でした。まぁ長くダラダラ書くよりはこうして短くよくまとめてある方がサクっと読みたい人にとっての負担も軽くなるにはなるのでこうしたテキストも一つは二つはいいのではないでしょうか。
.・・・・16点
インパクトある始まりからで一気に書き手の世界に引き込まれる。電波っぽいけど話の筋がしっかり通っていてオチまでの流れはかなり秀逸。途中出てくるキャラクターが一人一人面白い。創作系テキストとしては今までで一番面白かったかもしれません。ただ、途中よく分からなくて読み返した部分もあったので読みやすいとは言えないので、17にはギリギリ届かないかなといった感じ。もう少し読み手の気持ちになって推敲する必要があったかもしれません。
オモテ・・・・17点
独特の世界観。全て関西弁なのがまたいい味がでてる。一つ一つしっかりオチがついていて面白いと素直に思えたので高評価。むし家が特に面白かったです。それと一つ一つにオチがついているので最後で全体のオチをつける手法にも感心し、このテキストの完成度の高さには個人的に非常に嬉しい気持ちになれました。大手だからといって手を抜かなず自分らしさを貫くその姿勢は非常に評価できる点だと思います。
NO-FUTURE・・・・16点
冬が嫌いというテキスト。流れる文章で読ませる力が非常に強く、文章自体そんなにひねっているわけではないのになぜか自分らしさが出ているような気がします。やはり長年テキストを書き続けるとその人にしか出せない空気のようなものがあるのでしょうか。中盤からどんどん冬の嫌い出来事やらなにやらを羅列していくのですが急に出てくる「入来」と「除夜のテキスト祭」は面白かった。軽快な文体になったところで一気に落とすというのも他と比べてもパワーのあるテキストだったなという印象が残りました。
マグロの中落ち・・・・14点
この日最後のトリのテキストとして見ても、この前の3つのテキストと比べてみても何か手抜きのような印象が残るのは僕だけではないはずです。それでもそれなりに読みやすいしオチもしっかりしてるので読めるテキストとして評価できるにはできるのですが、やはり正直面白いというわけではなかったので高評価というわけにはいきません。もう少し時間に余裕をもってしっかりと練ったテキストを書いて欲しかったです。
「五日目のテキストを読み終えて」
前半は正直一つ一つ悪くはないのですがかといって良いというわけでもなくダラダラした流れだったのが否めません。後半もこのままの流れでいってしまいそうでしたが、「オモテ」を筆頭に「.」「NO-FUTURE」の3サイトが連続してしっかりとその流れを断ち切った良テキストを書いてくれてほっとしました。六日目のテキストは前半でも面白いテキストがたくさん出てきてくれることを期待します。
#020 除夜のテキスト祭出品全テキストレビュー 28日前半
(除夜のテキスト祭のログをあわせて読んでいただれば幸いです)
アカシックレコードの方程式・・・・14点
独特。ただそれが面白いいかどうかとなるとちょっとといった感じ。画像の必要性に疑問が残るものの、まぁ独特さがより一層引き立っているような気はします。印象を残すという意味では非常に効果のあるテキストなのではないでしょうか。こういった独特さを失わずに内容が面白ければ評価も必然的に高くなっただけにどこか惜しいなといった感じが残るテキストでした。
らふじぇね・・・・14点
なぜ二つ同じ文章があるのかはおいといて、それなりに読みやすく内容も分かりやすかったです。ただ、そこまで。決して面白くないと言い切ることはできないのですが、やはりどこか盛り上がりに欠けるようなテキストである印象がどうしても残りました。よく言えばオチも綺麗にまとまっているのですが言い換えてみるとベタなオチでありきたりと言うこともできます。次回があるのならばもっと読み手の印象に残るようなインパクトあるテキストを期待します。
アン ストイシズム・・・・13点
残念ながらオチが読めてしまいました。それに若干フォントも弄りすぎな感があり目が疲れたという感想も書かざるを得ません。それでもまぁアイデア自体はそれほど悪くはないと思います。もう少し深く突っ込んで、読み手の予想もしなかった刑罰を彼に適用してもよかったのではないでしょうか。それと追記は絶対いらない。こういう追記などがあると僕だけかもしれませんがどうしてもテキストが綺麗に終わらないので何か釈然としない気持ちが残ります。
見猿、聞か猿、ぼくは飛び猿。・・・・14点
テキスト書けないなどと言い訳をしてからテキスト書き始めるのはあまり感心しません。それとあなた「も」わたし「も」とキャッチフレーズであるのだからその形式は保って欲しかった。それでも少し「クスッ」とくるものがあったし、面白い表現も見受けられたので評価はこのぐらいです。オチの意味はちょっとよく分からなかったのですが分かる人には分かるのでしょうか。
ゴウのひたすら妄想日記・・・・14点
ちょっとサイトとは違うテンションでパチンコ店にいた変な人を普通にダラダラ書いていった感じ。分かりやすく書かれているし、特に第3者を卑下している印象は受けなかったので読めるには読めるのですが、若干面白みに欠けるというのが正直なところです。得意の下ネタを封印したのは何か思惑があってのことだったのでしょうか。どうせならもっと吹っ飛んだテキストを書いてもよかったのではないかな〜という気持ちの残るテキストでした。
TWISTER〜復活編〜・・・・12点
残念ながら「こういうテキストもいいな」とは思えませんでした。スレでもありましたが努力した結果のテキストを見せてほしかったです。ただいいテキストを書くにあたってこのような努力をしたというところは評価できます(実際これをやったかどうかは分かりませんが)
たいようのたね・・・・10点
締め切り過ぎてるのをネタにするなどもってのほかという気がしますし、VIPノリでテキスト書くのもどうかなといった気持ちになります。ちょっと改行が下手で読みにくく、訳自体セリフにそぐわないものも多かったのが残念です。あとよく分からないネタもあり、何かテキストに置いてかれている気持ちになりました。
#019 除夜のテキスト祭出品全テキストレビュー 27日後半
(除夜のテキスト祭のログをあわせて読んでいただれば幸いです)
疲労骨折・・・・16点
かなり長い力の入った文章。長いだけで読むのを毛嫌いする人もいるかもしれませんが、僕はじっくり読ませていただき、非常によくできていると感じました。ただ少し残念なのが「彼」がいつまで経っても死なない根本的な理由が書かれていないので若干疑問を残しつつ物語が終わってしまった点と、少々終わり方がベタであった点。もう少し奇想天外な流れであればもっと印象にも残ったと思います。それでもかなり完成されたテキストに変わりはないし、十分楽しめるテキストでした。
ごんぎつね・・・・15点
最後はわざとでしょうか。まぁどっちにしろ不覚にも笑ってしまいました。まぁそこを対象外と考えても「ふんふん」としっかり読ませる文章であったことに変わりはなく、面白いといった感じではありませんが、比較的「読める」テキストだったのではないしょうか。まぁ若干印象に残りにくいテキストなのでそこらへんはちょっとどうなのかなといった気持ちがあるにはあるのですが、108サイトの中に一つぐらいはこういうテキストがあってもいいでしょう。
ABS・・・・16点
逐一文に手を加えてあって、どれもそれなりにしっかり考えられていて面白いので好印象。わざとかは分かりませんが、若干句読点が少ないせいか読みにくい感があるのですが、それでもじっくり読めば結構楽しめるテキストなのではないでしょうか。「コスモ」が文章の中でどう関連していたかというのは正直僕はよく分からなかったのでオチも理解できませんでしたが、やはり中身がそれなりに面白かったので高評価です。
ぬーぶら・・・・13点
煩悩の数を間違えているのはあえて追求はしませんが、結局のところどこが面白いのか分からない、普通の女の子が書く懐古日記といった感じで興味がある人ならそれなりに楽しめるのでしょうが、僕としてはもう少しひねって欲しかったかなという印象が残りました。ただところどころ面白くしようとしている表現の工夫は見受けられたので、そこのところは評価できるので次回あれば頑張って欲しいと思います。
バーチャルネットストーカー・ヨシミ22歳・・・・15点
読むのに目が疲れるのですが、それでも一気に最後まで読ませる力があるのはさすが長年サイトをやっているだけあるなといった感じでしょうか。正直「絶対領域」を知らない人に対しての説明がなってないのでどうなんだろうと思いましたが、なんの因果か僕は知っていたので不覚にも「うまくつなげたなぁ」と感心できました。ただどうしても評価を上げきれないのがあまりに自分語りに偏りすぎで内容も偏りすぎで全ての読み手のことを考えていないという理由があるからです。まぁ書き手が満足できればそれはそれでいいテキストと呼べなくはないのではないでしょうか。なんだかんだ言って僕は楽しめました。
君がソレを望むなら・・・・15点
ちょっと評価が難しい。自分語りながら読み手に分かりやすく説明しているのですが、面白いかと言われるとちょっと首を傾げてしまう。しかしこれだけ長くても全部一気に読めてしまったから読ませる力はあったのか。ただ内容は「一年間苦労した化学とやっとおさらばできる」というだけのもので非常に薄いものであるにも関わらずこれだけの分量が書けるのは一種の才能と言えるのではないかという印象も残ったのでそれなりに高評価とさせていただきます。
N.U.D.E・・・・17点
なにか今まで他のサイトになかった文学的なセンスを感じました。読みやすいというのもあったのでしょうが、普通に短編小説を読んでいるような感じ。らせんチックに最後をオトすのかとも思いましたが、読後感はさわやかでした。かなり完成されたテキストで欠点という欠点は見当たらなく、こういうテキストも読めると除夜のテキスト祭って本当にいいイベントだなとしみじみ感じることができました。
「四日目のテキストを読み終えて」
今回は「VolumeOne」のテキストがすごく印象に残り、トリの「N.U.D.E」が綺麗に締めてくれる非常にいい形だったと思いました。それに続いて「疲労骨折」と「ABS」がいい仕事をしてくれたなという感じ。正直下降気味の流れを見事に立ち直したような気がします。五日目もこの調子でいいテキストがバシバシ出てくれることを期待します。
#018 除夜のテキスト祭出品全テキストレビュー 27日前半
(除夜のテキスト祭のログをあわせて読んでいただれば幸いです)
仄暗い水の上から見た景色・・・・12点
かなり長くてよく頑張っているとは感じたのですが、流れが掴み難く話の内容もどこが面白いのかよく分からなかったので正直4日目始めのテキストとしてはどうなんだろうという気持ちにはなりました。「突撃!遊戯王な高校2年生」の意味も若干分かりかねる部分があり、そういう読み手に「なんだこれは」という疑問が残ったままその以下の文章を読ませてしまうのは少し書き手の配慮が足りないという印象が残ります。もう少し文章の推敲をしてからテキストとして出せばよかったのかもしれません。
津短化炭素・・・・14点
国勢調査の人をこのテキストのためだけに困らせるその考え方はあまり感心しません。ただそれなりに文章の流れはつかみやすかったし、ある程度面白く書こうという姿勢は見られたので評価が低いというわけではないのですが、もっと自分の力でみんなを笑わせるような努力をして欲しかったかなという若干残念な気持ちが残りました。それなりにいいテキストは書ける人だと思うので。
VolumeOne・・・・18点
これは非常にいい。笑いもあるし、怖さもある。こんないい意味で普通じゃないテキストを書けるのはきっと彼だけではないでしょうか。読んでいて非常に独特な雰囲気の中、一気に書き手の世界に引き込まれました。下ネタもオブラートに包む配慮も雰囲気をさらに出している印象を受けましたし、3つめの文章では面白さだけを追求する文章だって書けるという書き手のセンスも伺えました。少し回りくどい表現もあるにはあるのですがそれも味が出ていていいと思うので非常に高評価です。
ししゃも3号店・・・・14点
分かりやすくまとまっているし読みやすい。しかし感想はそこ止まり。よく言えばライト。悪く言えば印象が薄いというテキストの典型的な例といった感じがしました。面白さがあったかと聞かれても若干首を傾げてしまいます。こういうテキストの読みやすさを活かして、どうすればテキストはもっと面白くなるのか、自分なりにもう少し考えて次回のテキストの糧となるようにして欲しいと思います。
なま陣場・・・・11点
やっぱりタカヤネタだったのがあまりに痛い。感想はもうサイトのレビューと同じですでに食傷気味だし同じこと繰り返されてもこちらとしては反応のしようがありません。しかもタカヤを知らない人のためと言ってもそれだけでは若干説不足だろうという感じもしたし、テキストだけだとやはりどうしてもマンガの説明なだけに読み手もイメージをつかみにくいのではないかと思います。
暇人の広場・・・・9点
いくらなんでも少し違ったテキストすぎる。かなり厳しく言ってしまうと面白くもなんともない質問内容に面白くもなんともない答え。一体全体どういうつもりでこんなテキストを出す気になったのだろうという疑問さえ浮かびます。
ぽぽす・・・・11点
なんていうか名指しとまではいかないまでも他人をけなして文章を書くのはよくないのではないかとこれだけさんざんテキストサイト界で言われているのにもかかわらず、なぜ長年この界隈にいる彼が同じ過ちを何度も繰り返してしまうのか不思議でならないです。比較的読みやすい文章で流れもつかみやすいのですが内容がいかんせん面白くないし、先に言ったように読み手でない他人をけなしているので評価はどうしても低くなります。
ライトラ・・・・15点
不条理に展開されていくテキストは結構好きです。ただちょっと2000に行き着くまで強引かなと印象が残る。777という数字が一気に出てくるのではなく、もう少しひねって展開させていく努力があればもっと高評価になったと思います。それでもきちんと読んでみればそれなりに楽しめるなかなかパワーのあるテキストであるという印象が残りました。
#017 除夜のテキスト祭出品全テキストレビュー 26日後半
(除夜のテキスト祭のログをあわせて読んでいただれば幸いです)
Andersen・・・・13点
自分語りで短めのテキストながら、随所に見られる独特な文章の流れは結構好きでした。ただ残念なのがオチらしいオチがなかったどころか、話が急展開してもうただの日記みたいになってしまっていたところ。もう少し頑張って最後までやり通せていればもっと面白くなっていたと思います。まだ15歳だそうで若いのですからこれからもっと頑張って面白いテキストを書いていって欲しいと思います。
UNKNOWN SPACE・・・・14点
流れがすごい馬鹿らしいんだけど「死語」を色んな意味で捉えているのでちゃんと考えられている良テキストだと思います。会話の内容もつかみやすいし、何も考えなくても一気に最後まで読めるのでまぁ、良く言えば肩の凝らないライトな感じのテキストといったところでしょうが、逆をつけばそれば印象に残らない普通のテキストだとも言うことができます。そういった意味で自分だけにしか書けないテキストのようなものではないのが少し残念ではありました。
Borderline・・・・14点
フォント弄りというか文字が大きかったせいで先にオチが期せずして見えてしまったのがちょっと残念でしたが、アイデアとしては悪くないと思います。ネタが宿題というだけに若干厨臭いという印象はありましたが、これからもっとテキストを書いて、読めばもっといいテキストが書ける可能性を持っている方だと思うので頑張って欲しいと思います。
てのひら・・・・13点
少しもの足りない感じ。特につまらなかったというわけでもないのですが、逆に面白いとまではいかなかった。もっと種類を増やして色々なゴミを紹介して欲しかったです。オチもオチてるのかそうでないのか非常に微妙な気分になりました。まぁ最後の一言のためにこのテキストを書いたのであればそれなりによくできているとは思うので評価が低いというわけではありません。
BLACK徒然草・・・・15点
読みやすい文章。始めもインパクトはないものの、自然にテキストに入っていける流れを作るのが上手かったし、さすがと思いました。しかし徐々に息切れかどうかは分かりませんが、文章の流れが悪くなり、言うなれば「グダグダ」っぽい展開を見せ始めたなという印象が残ったし、オチなしで終わり方もあまりスッキリしないのでちょっと惜しいテキストだなと感じました。普段はこういう文章を書いてないためかやはり少し大手にしてはという気持ちになりましたが、それでも先に言ったように始めの方はさすがと思わせる点もありましたので評価はこれぐらいです。
おばさんのパンツ2・・・・17点
不覚にも「ケツが熱い」のフォントにはやられました。途中から始まるテキストは全然意味が分からなくてなんだこれはと思ったその次の瞬間にそれがくると本当にやられたという気持ちになってそれだけでかなり印象に残るものでした。自慢の毒舌はこのテキストでも健在で、話がこっちいってあっちいってもう不条理とかではないのですがめちゃくちゃ。それでも笑わせるパワーのあるものでした。賛否両論のありそうなテキストですが僕は高評価です。
くりごはん・・・・16点
下ネタテキストここに極まれりといった感じ。すごくよく練られていて下ネタ好きな人にはたまらないテキストであることは間違いないのですが、僕は読み始めて途中ぐらいからもうさすがにお腹いっぱいになってしまい、全部読み終わった時にはなぜかすごい疲れてました。つまりかなり読む人によって感想が違ってくるテキストだなといった印象でした。まぁ下ネタながらことわざ、慣用句をうまく活用できているので高評価です。
「三日目テキストを読み終えて」
段々レベルが下がってきているような気がしないのでもないのですが、それでも「おばさんのパンツ2」のテキストは結構気に入りましたし、「くりごはん」のテキストも見る人が見れば非常にいい出来だったと思います。今回は二つのサイトのログが公開されていなくて、まぁログを残す残さないは個人の自由ですのですが、それでも少し残念でした。これだけレビューしてまだ半分いってないなんてやっぱりすごい祭だったなと改めて実感せざるを得ません。残り四日分、頑張ります。
#016 除夜のテキスト祭出品全テキストレビュー 26日前半
(除夜のテキスト祭のログをあわせて読んでいただれば幸いです)
104頁・・・・12点
これといって面白いというわけでもなく、オチも普通。短いし判断のつけかたにも多少迷うところもあるのですが、「つまらない」と一蹴するほどひどい短文というわけでもないので評価としてはまぁこれぐらいが妥当でしょうか。3日目始めのテキストとしてはどうかという疑問も残りますが、108サイトのテキストがあるのですからこういったテキストもあるのもまぁいいかなといった感じです。
デコモナリザ3丁目・・・・15点
アイデアがいい。ただちょっと冗長になり気味かなといった印象は残ります。それでもところどころのオリジナリティある名前や名称やら説明やらはなかなか面白いし、しっかり考がえて作っているなといった感じを受けるので高評価。サイトでは短文をやっているのですが、こうして創作系を出してくるというのは短文より創作系の方が読み手を楽しませることができると思ったからなのでしょうか。最後にあえて言うならば別に最後の一言はいらないと思います。
らじかるにくと・・・・13点
二つの短文。どちらもベタなオチ。それでも最初の方は若干面白いかな。こうした短文ならもっと多く作ってくれたほうがこちらとしても評価しやすいのですが、二つで、しかもこれぐらいのレベルだとどうしても高評価にはつながりにくいのが残念です。それにしても除夜の鐘の「ゴーン」の「ゴ」がコの半濁音のように見えるのはなぜでしょうか。
生きていてもいいですか?・・・・17点
オチまでの流れが非常に綺麗なテキスト。フィクションかどうかは分かりませんが(たぶんフィクションでしょう)それっぽい感じで書かれてるので非常に楽しく読むことができました。文体が丁寧口調であったのも逆に面白さの一旦を担っていると思います。「ナイスガイを囲む会」での会話の内容が知りたかったとか、もう少し段落ごとの行間は空けてもよかったのではないかなどの細かい点以外は特に気にならなかったので個人的にとても好きなテキストでした。
NKO!・・・・8点
これはまたレビューしづらいテキストです。ものすごい自分語り口調で文体も非常に厨臭いといいますか、少しきつい言い方をすればテキストと呼べるレベルまでいっていないのでもうレビューも何もあったものではないといった感じ。なんていうか文の最後にいちいち「(汗」とか入れられるとかなりこちら側としては逆に読む気がどんどん失せていきます。まぁ普通の友人とかに見せるブログみたいなノリであるならそれでもいいのですが、こうした場でこういったテキストというのは若干どうかなといった気持ちになりました。
残心・・・・16点
不覚にもオチが笑えました。実際ちょっとオチを予想しながら読めば想像できなくもないですが、普通に予想なんかせずに読んでればオチで見事に一本取られた気持ちになれるとてもいいテキストだと思います。ただ途中がちょっとだけ冗長になり気味かなというところと、無駄に指示代名詞を使いすぎなのは知的な文章に見せかけようとしているなといった気持ちを抱かせるので少しそこらへんが気になりました。よくも悪くも前の文章で作られたイヤな流れを見事に断ち切ったテキストであると言えるでしょう。
僕的世界・・・・14点
何度も言うようですが画像で笑わせようとするのは「テキスト祭」としてどうかなといった気持ちになるのですが、まぁそれまで二人のやりとりはそれなりに読みやすく流れもスムーズでしっかり考えられているかなといった印象を受けるので特に評価が低いというわけではありません。まぁ僕のようにちょっと頑固者でない、「面白ければなんでもいい」という柔軟な考えを持つ人であれば十分楽しめるテキストであるとは思います。
#015 除夜のテキスト祭出品全テキストレビュー 25日後半
(除夜のテキスト祭のログをあわせて読んでいただれば幸いです)
純情秘宝館。・・・・10点
手抜きではないのでしょうが、短い。オチも、微妙。なぜオチに彼を選んだのか僕にはちょっと理解できませんでした。まぁ108のテキストの中にはこういった感じのテキストもあってはいいと思いますが、正直僕のツボには入らなかったので評価が低めです。短文だとツボに入らなければ挽回がきかないという点で長く書くより圧倒的に不利というか難しいものだと思います。しかも一つだけとなるとまた厳しいものになるということを考えて短文なら短文でもっとたくさん作ってくれればそれなりの評価もできたと思います。
幻影チョコレーロ・・・・14点
始まりはちょっとどうだろうという気がしましたが、読みやすく書かれているしサラサラ最後まで読めたのでまぁよかったかなといった感じです。蜘蛛も美味しければみんなから愛されるという考え方は発想が結構飛んでて好きです。ただちょっと最後がグダグダになっている感が否めないのとオチが弱いといったところが気になったので評価はこれぐらい。ただ次回に期待を持てるテキストでした。
うさぎブレイバー・・・・14点
聞いたことあるオチ。さらに短め。しかしそこまでいく流れはテンション高めで悪くなかったし「アタイのおケツがグローバル」とかなかなか笑わせてもらいました。ただなんていうか通常更新のネタを除夜に持ってきた感じでもっといいテキストを期待していただけにちょっぴり残念の気持ちがあるのも隠せません。そういった点で次回に期待という意味も込めて評価もこのぐらいで。
はちみつ・・・・8点
本人にもそのつもりはなかったのでしょうがないと言えばそれまでかも分かりませんが、あまりにもバッドタイミングすぎるテキスト。それにそうでなかったとしても不謹慎であることには変わらないし、これだけで除夜のテキスト祭にテキストとして出そうと思ったその軽薄さも少し呆れてしまいます。
Montien・・・・16点
最初の一文に対してひたすら言い訳し続けるテキスト。ちょっとストレートすぎる下ネタが多すぎ。少しapeを感じさせるテキストでした。それでもなんだかんだ言ってこういうテキストは不覚にも笑ってしまうし、必然的にテンションも高めな文章になるので嫌いじゃないというかやっぱり読み手の印象に残るパワーあるテキストになるので高評価です。個人的にサイトではそういった感じの日記を書いてなかったのでこのテキストには多少驚きもしたということを付け加えさせていただきます。
過ぎ行く時間の道標・・・・15点
始まりがニキソニ05のいち帝みたい。そしてそれから続く文章途中までもかなりいち帝スタイルで書かれていました。まぁいち帝の文章は結構好きなのでスラスラ読めたのでそれはそれとして、残念だったのがどうせなら最後までそのスタイルで書いていけばよかったのにだんだんと自分語り口調になり、出来事だけを書く凡庸なテキストに変わっていってしまったのが残念。息切れでしょうか。一応分かりやすい書き方もしているのでそのまま最初と同じようにスラスラいけたし、年賀状の結果は悲惨で申し訳ないけどちょっと笑えました。オチ(と言えるかどうかは微妙)もややベタと言えばベタかなといった感じ。かなり気合を入れて書いているなといった印象をうけ、それだけに嬉しい気持ちにもなったので評価も若干高めです。
Long Skill DX・・・・13点
なんていうか抑揚のない文章。読みやすくて分かりやすいのですが、オチも微妙だしあまり印象には残りにくいテキストじゃないかなといった感じでした。流れが電波っぽいところもありましたが、そこはもっとおおげさにいくとこまでいってもよかったのではないでしょうか。なにかここで脱線しすぎると・・・的な中途半端さが残ります。それでもまぁしっかり書いている感じも見受けられたのでそこは評価できる点だと思いました。
しょっぱめ・・・・14点
笑いどころがつかみにくいのですが、テキストとしては完成されているものなのでまぁまぁといった感じではないでしょうか。それぞれの機能をきちんと考えて説明できているところでも書き手のこのテキストに対するやる気のようなものも感じとれます。ただちょっとオチがイマイチというか理解しにくいところであったのが少々残念です。また、少し厳しい意見をするならば2日目トリのテキストとして見ると、ちょっとどうかなといったテキストではありました。
「二日目のテキストを読み終えて」
一日目のパワーにはやはり劣るかなといった気持ちがあるのは否めませんが、ところどころ面白いテキストはありました。特に前日のMVPに引き続きこちらも独特な文章を書く「お百姓さんの叫び」が面白かったです。それと「Montien」のテキストでまだまだ下ネタだって時代遅れでない面白さを持たせることができるじゃないかと思うことができて嬉しかったです。三日目のテキストも楽しくレビューできればいいなと思います。