#015 除夜のテキスト祭出品全テキストレビュー 25日後半

(除夜のテキスト祭ログをあわせて読んでいただれば幸いです)



純情秘宝館。・・・・10点


手抜きではないのでしょうが、短い。オチも、微妙。なぜオチに彼を選んだのか僕にはちょっと理解できませんでした。まぁ108のテキストの中にはこういった感じのテキストもあってはいいと思いますが、正直僕のツボには入らなかったので評価が低めです。短文だとツボに入らなければ挽回がきかないという点で長く書くより圧倒的に不利というか難しいものだと思います。しかも一つだけとなるとまた厳しいものになるということを考えて短文なら短文でもっとたくさん作ってくれればそれなりの評価もできたと思います。



幻影チョコレーロ・・・・14点


始まりはちょっとどうだろうという気がしましたが、読みやすく書かれているしサラサラ最後まで読めたのでまぁよかったかなといった感じです。蜘蛛も美味しければみんなから愛されるという考え方は発想が結構飛んでて好きです。ただちょっと最後がグダグダになっている感が否めないのとオチが弱いといったところが気になったので評価はこれぐらい。ただ次回に期待を持てるテキストでした。



うさぎブレイバー・・・・14点


聞いたことあるオチ。さらに短め。しかしそこまでいく流れはテンション高めで悪くなかったし「アタイのおケツがグローバル」とかなかなか笑わせてもらいました。ただなんていうか通常更新のネタを除夜に持ってきた感じでもっといいテキストを期待していただけにちょっぴり残念の気持ちがあるのも隠せません。そういった点で次回に期待という意味も込めて評価もこのぐらいで。



はちみつ・・・・8点


本人にもそのつもりはなかったのでしょうがないと言えばそれまでかも分かりませんが、あまりにもバッドタイミングすぎるテキスト。それにそうでなかったとしても不謹慎であることには変わらないし、これだけで除夜のテキスト祭にテキストとして出そうと思ったその軽薄さも少し呆れてしまいます。



Montien・・・・16点


最初の一文に対してひたすら言い訳し続けるテキスト。ちょっとストレートすぎる下ネタが多すぎ。少しapeを感じさせるテキストでした。それでもなんだかんだ言ってこういうテキストは不覚にも笑ってしまうし、必然的にテンションも高めな文章になるので嫌いじゃないというかやっぱり読み手の印象に残るパワーあるテキストになるので高評価です。個人的にサイトではそういった感じの日記を書いてなかったのでこのテキストには多少驚きもしたということを付け加えさせていただきます。



過ぎ行く時間の道標・・・・15点


始まりがニキソニ05のいち帝みたい。そしてそれから続く文章途中までもかなりいち帝スタイルで書かれていました。まぁいち帝の文章は結構好きなのでスラスラ読めたのでそれはそれとして、残念だったのがどうせなら最後までそのスタイルで書いていけばよかったのにだんだんと自分語り口調になり、出来事だけを書く凡庸なテキストに変わっていってしまったのが残念。息切れでしょうか。一応分かりやすい書き方もしているのでそのまま最初と同じようにスラスラいけたし、年賀状の結果は悲惨で申し訳ないけどちょっと笑えました。オチ(と言えるかどうかは微妙)もややベタと言えばベタかなといった感じ。かなり気合を入れて書いているなといった印象をうけ、それだけに嬉しい気持ちにもなったので評価も若干高めです。



Long Skill DX・・・・13点


なんていうか抑揚のない文章。読みやすくて分かりやすいのですが、オチも微妙だしあまり印象には残りにくいテキストじゃないかなといった感じでした。流れが電波っぽいところもありましたが、そこはもっとおおげさにいくとこまでいってもよかったのではないでしょうか。なにかここで脱線しすぎると・・・的な中途半端さが残ります。それでもまぁしっかり書いている感じも見受けられたのでそこは評価できる点だと思いました。



しょっぱめ・・・・14点


笑いどころがつかみにくいのですが、テキストとしては完成されているものなのでまぁまぁといった感じではないでしょうか。それぞれの機能をきちんと考えて説明できているところでも書き手のこのテキストに対するやる気のようなものも感じとれます。ただちょっとオチがイマイチというか理解しにくいところであったのが少々残念です。また、少し厳しい意見をするならば2日目トリのテキストとして見ると、ちょっとどうかなといったテキストではありました。







「二日目のテキストを読み終えて」



一日目のパワーにはやはり劣るかなといった気持ちがあるのは否めませんが、ところどころ面白いテキストはありました。特に前日のMVPに引き続きこちらも独特な文章を書く「お百姓さんの叫び」が面白かったです。それと「Montien」のテキストでまだまだ下ネタだって時代遅れでない面白さを持たせることができるじゃないかと思うことができて嬉しかったです。三日目のテキストも楽しくレビューできればいいなと思います。