#040 名無し杯本大会テキストレビューNo.6〜No.10

No.6・・・・14点

一つ一つのネタのレベルが低い。ただ全然笑えないというほどひどくはないのが唯一の救いなのかもしれません。全体的にもまとまっていはいるし、テキストとしてきちんと作り上げてきた感はあるのですが、やはり最初に述べたようにヒットにもならない送りバントみたいなネタが多くて印象はあまりよくないです


No.7・・・・15点

願書を出さずに色々なものを出すというテンプレを使った書き手のセンスが問われるテキスト。個人的な感想としてはあんまり笑えなかったしいきなり「乳首」で引いてしまったのですが、まぁ及第点は上げられるかな〜といった程度。唯一面白かったのはシェンロンのネタ。書き手のセンスはなきにしもあらずといったところです。


No.8・・・・13点

独特な世界観。文章の流れといい、展開といい、ある意味楽しめるテキストではありました。しかしこれが「面白いかどうか」という観点で見るといかがなものか。前半は読みにくいし、後半は後半で結局笑いどころはどこなのか分からない。かなり読み手を選ぶテキストだったのではないでしょうか。


No.9・・・・8点

意味が分からなかったです。何が面白いのかがさっぱり。一応オチっぽいもの(ポスト)があったのですが、明らかにパワー不足というか、このテキストそのものに欠陥があったような気がします。書き手は一度この文章を読み直してみる必要があったのではないでしょうか。


No.10・・・・16点

これはかなり読み手を選ぶのかもしれませんが、個人的にはとても楽しめました。途中のあからさまな下ネタも独特な表現であまりドギツイ印象は与えません。途中分からないネタもあったのですが、それ以上に素直に「面白い」と思える流れもあり、最後は夢オチとはいっても、その前でも一つオチをつけてる点にオリジナリティを感じました。良テキスト。



「名無し杯本大会テキストレビューを終えて」
決勝は同じテキストのようなのでレビューはしませんが、結果はともかく全体的に甘いテキストが目立つ大会でした。「もう少し工夫できるのではないか」、「なぜこんなテキストを出そうと思ったのだろうか」というテキストが多かったです。私はここでレビューする立場上投票していませんが、「面白い」をあげることのできるテキストはNo.4、No.10の2つだけです。スレでも言われている通り、次回は他推で行うほうがいいのかもしれません。



「今後について」
唐突ではありますがファンダメンタルストリングはこれにて閉鎖です。もともと除夜のテキスト祭のみレビューをする予定だったので。現在はTFC.6が行われていますが、テキストをしっかり読める日のみ、スレにて名無しとしてレビューをしたいと思います。

#039 名無し杯本大会テキストレビューNo.1〜No.5

No.1・・・・13点
のり弁の海苔がどのようなデザインなら面白いかという絵を使ったテキスト。発想はそれなりに独特でまぁクスッとできるかとは思いますが、説明口調も読み手にとっては「抑揚がない」という印象しか与えません。もう少し文章に捻りを加えてみたり、絵も勢いのあるデザインがあればよかったのはないでしょうか。


No.2・・・・8点
オチが不可解。なぜ突然読み手がその物語の中へ入っていかなければならないのかがさっぱり。全体的に「〜しました」という出来事しか書かないという、レベルの低いテキスト特有の読みにくさもあり、物語の完成度はそれほど悪くないはずなのに読後感が最悪。もう少し文章力を身につけて欲しいと感じました。


No.3・・・・8点
行間を空けすぎでオチもダジャレというくだらなさ。このくだらなさが面白いという方もいるのかもしれませんが、私はまったく笑えませんでした。オチがこんなものだから全体的に何を狙っているのかが分からなくて、消化不良のテキストであった感は否めません。


No.4・・・・16点
スパムメール作成マニュアル」という発想は素晴らしい。その部分では非常に評価できます。文章も分かりやすく、句読点の位置もしっかりしていて読みやすいのですが、肝心の内容はというとややパワー不足か。独特なネタを織り込もうという書き手の意図かどうかは分からないのですが、リアリティの欠ける例文が多くて「それはどうだろう」と首を傾げてしまう場面が幾度となくありました。しかしそれもこのテキストの傾向と考えればそれほど悪いとは言い切れません。とにかく全体的にテキストとしてのレベルの高さは感じられたので高評価とします。


No.5・・・・14点
始まりからもう読み手を選ぶテキスト。いくらインパクトある書き出しが重要と言っている私でもこの始まり方はちょっと求めていません。全体的に見ても「おっぱい」だの「巨乳」だの最初から最後までこの題材から離れることがない。常に読みやすい文体で、かつ、一つの題材をここまで広げるテキスト書きとしてのセンス及び技術は褒められるべきものですが、最後にもう一度このテキストを読み返して「この名無し杯に出すテキストとして適当か」ということを考えて欲しかったです。

#038 名無し杯プレイベントテキストレビュー 11

テキストNo.11・・・・12点


括弧が多すぎで読みにくいです。それに突然「それにしてもこのクリーム使うと手がベトベトになるなぁ」と言い出したのでオチも読めて興醒め。推敲不足云々より、まずこの発想自体古い感じがしました。それと何度か言っていますが、「〜をした、そしたら〜になって、〜だった」という小学生みたいな出来事だけを書く文章はテキストとしてのレベルの低さを感じてしまいます。もう少し表現に気を使って閲覧者を飽きさせない文章力を身につけて欲しいと感じました。



「プレイベントを終えて」

正直除夜のテキスト祭や、RNRCで出たような良テキストはありませんでした。あえて言うならばNo.1、No.7、No.9、No.10の4つがまぁ及第点といったところだと思います。本選では良テキストがバンバン出てくれることに期待です。




「本選テキストのレビューについて」

毎日レビューするのは正直つらいのでテキストを保存しておいて、後でまとめてレビューする形を取ると思います。その際、スレで報告をするか否かについては現在検討中です。

#037 名無し杯プレイベントテキストレビュー 10

テキストNo.10・・・・15点

物事を面白く大袈裟に書いていく文章力は評価できる点であり、「カニ味噌」という一つの題材を最初から最後まで扱っているのも、それだけでテキストとしてのまとまりを感じさせられます。ただ残念なことにオチが弱くて終わり方が中途半端でした。もう少し何かしらオチに工夫を加えることができればもっといいテキストになっていたと思います。

#036 名無し杯プレイベントテキストレビュー 9

テキストNo.9・・・・16点

ところどころこじつけっぽい箇所もあるのですが、「そんなこと言われても」と言っているちくわやイカを想像してしまいクスリとさせられました。分かりやすいテキストで万人にウケのいい出来ではないでしょうか。こういったストレートな笑いを取りにくるテキストには好感が持てます。

#035 名無し杯プレイベントテキストレビュー 8

テキストNo.8・・・・14点

読みやすいし、大会に対しての応援の仕方としてはなかなかいい出来と認めることのできるテキストになっている部分は評価できます。しかし出てくる感想はここまで。書き手も別に評価を得ようと書いたテキストではないと思うのですが、このようなテキストでは正直どう評価していいのか分かりません。このレベルの文が書ける人ならそれなりに名無し杯でも期待できただけに、出場しないということに若干残念だなという気持ちも残りました。

#034 名無し杯プレイベントテキストレビュー 7

テキストNo.7・・・・15点

長さが適当で読みやすい文体は高評価。ただやはり何かこじんまりとしている印象を受けました。文章をもっと破綻させろとか、どうせなら内容をもっと電波っぽくしろとかそういうことを言っているのではなく、これはこれでいいと思うし、通常更新でこのレベルを維持できるのであれば優良サイトとして認められそうですが、大会に出すテキストとして評価をするとなるとここれがなかなか難しいところ。それでもまぁ随所に散りばめられる電波っぽい文章はそれなりのセンスも感じるのでこれからも磨いていって欲しいと思います。